スポンサーリンク

『劇場版 呪術廻戦0』OP3日間で興行収入26億円突破、緒方恵美・主人公映画2年連続100億円超えへ

劇場版 呪術廻戦0 パンフレット 特別版 通常版

2021年12月24日(金)、『劇場版 呪術廻戦0』が全国公開された。

 

  • OP3日間興行収入26億円突破、初日だけで10億円

『劇場版 呪術廻戦0』はオープニング3日間で26.94億円、初日だけで10億円を超えるメガヒットスタートとなったという。一方で東宝が初日に発表していた「初日動員数100万人狙える」は、実際の初日動員数が77万人であったことから、流石に飛ばしだったようだ。この東宝にとって「これくらいの数字が出て欲しい」みたいな願望を見込み値として発表するのは本作に限ったことではないので、東宝のお家芸なのだろう。以下参考値としての『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のOP興行収入。

 

 

<10月16日(金)・17日(土)・18日(日) 3日間興行成績>
観客動員:342万493人
興行収入:46億2311万7450円 

<各日興行成績> 観客動員    興行収入
10月16日(金)  910,507人   1,268,724,700円
10月17日(土) 1,270,234人   1,701,723,350円
10月18日(日) 1,239,752人   1,652,669,400円

最新情報 | 劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編公式サイト

『劇場版 呪術廻戦0』は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』対比で58.27%のスタート。一方で『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のオープニング3日間と初日興行収入の対比が「12.68億円/46.23億円」に対して、『劇場版 呪術廻戦0』は「10.72億円/26.94億円」とかなり初動寄り。これは本作が公開初日の12月24日と縁がある作品だということ影響しているのだろうが、オープニング3日間の推移的には『鬼滅の刃』と同じレベルでのロングランヒットの推移を辿るのは難しいと思われる。ただそれは『鬼滅の刃』の推移が異常なだけで、『呪術廻戦』は今後どういった推移を見せるのか楽しみである。

 

 

  • 緒方恵美・主人公作品2年連続100億円突破なるか

シン・エヴァンゲリオン劇場版

本作の主人公・乙骨憂太を演じたのは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズで碇シンジ役を演じた緒方恵美。

『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズといえば今年完結編の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開され、興行収入100億円を突破したことも話題になったが、本作も100億円を超えれば、緒方恵美・主人公映画が2年連続(映画興行は前年12月公開作品が翌年度扱いになる)興行収入100億円突破を記録した声優になり、2022年度の展開次第では2年連続興行収入トップも視野に入る。そういう意味でも本作が今後どこまで伸びるか注目だ。

 

 

  • 最後に…

2016年夏以前は「今後日本映画で興行収入100億円を超えるのは宮崎駿監督作品のみ」という認識が一般的だったが、その常識を新海誠監督作品『君の名は。』のヒットが塗り替え、昨年は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』という「途中から始まって途中で終わる映画」が国内歴代最高ヒット作品となった。そして今年は人気アニメの前日譚が100億円を超える見込み。常に歴史の常識は塗り替えられている。