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マンガ

空知英秋の人気マンガ『銀魂』が15年の歴史に幕/最終回ネタバレ

<注意> 『銀魂』最終回のネタバレあり 空知英秋の人気マンガ『銀魂』が15年の歴史に幕を下ろした。 編集部からの期待値が低かった新連載 『銀魂』は2003年から『週刊少年ジャンプ』で連載を開始。原作者の空知英秋は新連載開始前に編集長から「君はまだ若い…

『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』の松井優征が描くフェティシズム剣道漫画『Fけん』

『週刊少年ジャンプ』2019年36・37合併号に『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』の松井優征最新読み切り『Fけん』が掲載された。 今回の読み切りで選ばれた題材は剣道であり、物語は弱小だった剣道部に女子マネージャーが入部することで優勝を目指していくと…

青年漫画の先駆けはモンキー・パンチの『ルパン三世』!?話題作『ルーザーズ』を紹介!

モンキー・パンチ先生が2019年4月11日肺炎でこの世を去りました。今回は追悼の意を込めて『ルーザーズ~日本初の週刊青年漫画誌の誕生~』を紹介します。 日本初の週刊青年漫画誌誕生の物語 本作は日本初の週刊青年漫画誌の誕生秘話を描いた物語です。日本初の…

千葉県の監督が埼玉県の原作者の未完の漫画を映画で完結させた人気コミックの実写映画版『翔んで埼玉』

予告編の二階堂ふみが魅力的だったから『翔んで埼玉』を観たら物凄く面白かった。だから原作を買って読んでみたら原作者が所沢から横浜に引っ越して埼玉県を悪く描けなくなったという理由で未完だという事に衝撃を覚えると同時に実写映画版の完成度の高さを…

醜い顔に劣等感を抱えた彼女が最後に求めたモノは…/『累-かさね-』最終回ネタバレ

醜い顔に劣等感を抱えた女性の悲劇を描いた『累-かさね-』の感想。 ストーリー 主人公は今は亡き伝説の女優・淵透世の娘・淵累。彼女は卓越した演技力を持っていたが、顔が醜い為周囲から蔑まされていた。この物語は累が母の形見である口づけした相手と顔が…

実写版『BLEACH』の続編は!?ワーナー・ブラザース映画続編の基準とコミックス原作の実写映画の未来

今回のエントリーは実写版『BLEACH』の続編について解説します。 実写版『BLEACH』の概要 2001年から2016年まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、累計発行部数1億2000万部を超える久保帯人の大ヒットコミックスを福士蒼汰主演で実写映画化。監督には『GANTZ…

『名探偵コナン』95巻で衝撃展開!作中と現実の時の流れのギャップが産んだ文明の闇

[注意]『名探偵コナン』95巻のネタバレ有り 『名探偵コナン』95巻で物語に大きな動きがあった。しかしその展開は連載開始時では想像も付かなかったであろうものだった。 SNSの拡散で工藤新一がバレる 95巻の衝撃展開はSNSで「工藤新一は生きている」という事…

『斉木楠雄のΨ難』の原作でネタにされた「実写映画あるある」に該当作品を当てはめてみた!

2018年10月12日(金)の日本テレビ系列『金曜ロードshow!』で昨年公開され興行収入10億円を記録した福田雄一監督の『斉木楠雄のΨ難』が地上波初放送されます。今回は公開当時『週刊少年ジャンプ』で連載されていた原作のタイアップ回で披露された「実写映画あ…

浦沢直樹がルーブル美術館とコラボした漫画『夢印-MUJIRUSHI-』

今回は浦沢直樹がルーブル美術館とコラボした漫画『夢印-MUJIRUSHI-』を紹介。 浦沢直樹×ルーブル美術館 youtu.be 本作は『YAWARA!』『20世紀少年』の浦沢直樹がルーブル美術館との共同プロジェクトとして描いた作品。フランスでは芸術に順序があり、第1か…

東大合格者全滅の龍山高校に桜木が帰ってきた『ドラゴン桜2』を紹介!

今回紹介する漫画は『ドラゴン桜2』です。 『ドラゴン桜』の続編! 『ドラゴン桜』は三田紀房先生が2003年から2007年まで講談社の『モーニング』で連載され、テレビドラマ化もされた大ヒット漫画だ。 物語は経営破綻寸前の底辺高校を清算しようとした主人公…

『銀魂』最終回で感じる雑誌派とコミックス派の溝/雑誌とコミックスの同日発売を試みた『こち亀』の凄み

今週号の「週刊少年ジャンプ」で「銀魂」が約15年の歴史に幕を下ろした。雑誌派が最終回を噛み締める中で、コミックス派はこれからネタバレに怯える日々が始まる。 コミックス派のデメリット 純粋な寂しさが込み上げる中、連載マンガで大きな動きがある度に…

衝撃と絶望の残酷な最終回を迎えた『アイアムアヒーロー』を全話読破した感想

「マンガワン」っていう小学館のウェブアプリでコツコツと読み続けていた「アイアムアヒーロー」を遂に読破した。今回は「アイアムアヒーロー」の感想です。 あらすじ ある日突然ZQNと呼ばれるゾンビのような存在が現れてパニックになる話。 1巻でジックリと…

3大出版社を制覇した奥浩哉が描くAV女優が〇〇化するマンガ『GIGANT』が面白い!

今回紹介するマンガは奥浩哉先生の『GIGANT』です。 3大出版社を制覇した奥浩哉最新作 集英社の『ヤングジャンプ』で『GANTZ』を、講談社の『イブニング』で『いぬやしき』を連載しヒットを飛ばした奥浩哉先生が、今度は小学館の『スピリオール』で最新作『G…

「花のち晴れ」を読んで思った遅れて来た世代の物語のリアルな在り方

[注意]「花のち晴れ」の軽いネタバレあり 「ジャンプ+」で連載中の「花のち晴れ」が遂に「花より男子」の呪縛から逃れようとしている… 「花のち晴れ」とは!? 神尾葉子の代表作「花より男子」の続編。 本作の主人公・神楽木晴は「花男」の主人公・道明寺司…

「銀魂」74巻の「最終回発情期(ファイナルファンタジー)」

[注意]本エントリーは「銀魂」74巻のネタバレと「NARUTO」「BLEACH」の最終回のネタバレに触れています。未読の方はご注意下さい。 「週刊少年ジャンプ」で連載終了が発表された「銀魂」だが、コミックス派の自分は雑誌に遅れを取りながら作品を楽しむ術しか…

「ジョジョ」初心者のデビューにも最適!「岸辺露伴は動かない」を紹介!

今回紹介する漫画は「岸辺露伴は動かない」です。 ジョジョデビューに最適な一冊 「ジョジョの奇妙な冒険」は既に100巻を超える人気マンガです。今から本作を読み始めるのはかなりハードルが高い… <出典:「ジョジョの奇妙な冒険」/荒木飛呂彦/集英社> そして…

実写版「BLEACH」も大コケ… ワーナー・ブラザース製作・人気マンガ実写映画化の歴史

実写版「BLEACH」が7月20日(金)より全国329スクリーンで公開されましたが、土日のオープニング興収は1億3500万円で初登場4位スタートで最終興行収入は約5億円と厳しい結果になってしまった。 本作は続編を視野に入れた作品ですが、実は本作を製作したワーナ…

働く女性のお仕事マンガ「働きマン」のオススメポイントと理想と現実の壁にブチ当たった休載の理由

安野モヨコ講談社「モーニング」 「マンガトリガー」というスマホのアプリで安野モヨコさんの「働きマン」を4巻まで読みました。なので今回は「働きマン」について語ります。 概要 あらすじ 「働きマン」のザックリしたあらすじを解説すると講談社の「週刊現…

「水曜日のシネマ」の紹介と個人的な「ニューシネマパラダイス」との因縁を紹介!

[注意]このエントリーは「ニューシネマパラダイス」が好きな人は不快な気持ちなる可能性があります。 今回は「水曜日のシネマ」という作品の物語とオススメポイントを紹介しながら、個人的な「ニューシネマパラダイス」と因縁を紹介します。 野原多央 講談社…

「インベスターZ」の実写化は何故不可能だと考えられていたのか?

「ドラゴン桜」などで有名な三田紀房さんの人気コミック「インベスターZ」がテレビ東京で7月より連続ドラマ化されることが発表された。今回は何故本作が実写化不可能だと考えられていたか解説したい。 本作のストーリー まず本作は「投資」をテーマにした作…

実写版「ヒカルの碁」のサイはどうやって表現するのだろうか?

「ヒカルの碁」が中国で実写化されるらしいけど地味にハードルが高そうな作品だと感じる。ここで将棋を題材にした「3月のライオン」やカルタを題材にした「ちはやふる」は良かったから碁を題材にした本作もイケるだろうと考える人も多くいると思います。 た…

「空挺ドラゴンズ」は宮崎駿にリスペクトを捧げ、流行りのメシ要素も持ったファンタジーマンガだ!

今回は「このマンガがすごい!2018」で第14位を獲得した「空挺ドラゴンズ」を紹介します。 桑原太矩 講談社「good!アフタヌーン」 本作の物語 本作は架空の世界を舞台にしたファンタジーマンガで、宮崎アニメを想像させる造形の飛行船を舞台に龍を捉えて売…

「デスノート」の作者はライトとLで決着を付けたかったのかを「バクマン。」のラストから推測する

[注意]このエントリーは「デスノート」と「バクマン。」のネタバレを含んでいます。 不評な『デスノート』第2部 「デスノート」はノートに名前を書かれた人間は死ぬというインパクトから実写映画化やテレビアニメ化・ハリウッドリメイクまで社会現象と化した…

「ルパン三世」が無ければ日本のミステリーマンガは無かったかもしれない!?

「ルパン三世」というルパンの孫が主人公の有名な作品があります。今回はこの作品が存在しなければ日本にミステリーマンガは無かったかもしれないという話をしたいです。 日本のミステリーマンガの先駆けは「じっちゃんの名にかけて!」でお馴染みの「金田一…

2017年に公開された人気マンガの実写映画をホンネで語る

2017年に公開された人気マンガの実写映画は興行的な失敗作が続いた印象だ。 公開中はキャスト・スタッフのインタビューを読み作品の意図を読み取り出来るだけ汲み取るような感想を述べてしまう。 そこで今回は昨年公開された人気マンガの実写映画の感想をホ…

「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉おやじは鬼太郎の目だと勘違いしてた話[水木しげる原作]

4月からフジテレビで「ゲゲゲの鬼太郎」の新作アニメが始まるそうです。 自分は特別本作に思い入れもなく、アニメもあまり見ない人間なのでおそらくこのアニメは見ないと思うのですが、小学生の時にやってたテレビアニメは見てました。 ちょうど小学校の担任…

「惡の華」は中学生編より高校生編のが好きだという話/最終回ネタバレ

[注意]このエントリーでは「惡の華」のネタバレに触れています。 もう完結してからかなり時間が経った作品ですが「惡の華」というタイトルのマンガを全巻読みました。この作品は何年か前に物凄い話題になった作品でテレビアニメ化もされた作品です。本作の中…

好きなマンガのお祭り感をリアルタイムでは味わえないコミック派のデメリット

皆さんはマンガを読みますか?ここでマンガを読む人は大きく分けて2つの媒体で読んでいると考えられます。それはコミック派か雑誌派かです。今回はコミック派最大のデメリットを語りたいと思います。 自分が始めてコミックのデメリットだと感じたのはカラー…

「監獄学園」の最終回の評判が悪いから読んでみたら最高のラストだった話

[注意]本エントリーには「監獄学園」最終回のネタバレを含んでいます。 昨年12月「監獄学園」が完結したが、ネットでは本作の最終回について荒れていたようだ。しかし実際に読んでみると実に本作らしい最高の終わり方を迎えていた。 最終回の内容 読んでいな…

「ドラゴン桜」の作者が東大卒でなく明治大卒な事に驚く人が多いけど…

「ドラゴン桜2」の連載がモーニングで始まった。 「ドラゴン桜」で驚いたことの1つは作者の学歴が東京大学ではなく明治大学だったこと。 てっきり東大卒の人が描いてると思ったから衝撃だった。どうやら編集の人が東大卒でその編集との打ち合わせの中から生…