2024-01-01から1年間の記事一覧
ネタバレ注意 テレビドラマ『アンナチュラル』及び『MIU404』と世界観を共有するシェアード・ユニバース作品『ラストマイル』を観た。 物流センターが舞台、荷物に無差別爆弾テロ 本作はAmazon的な物流センターを舞台にブラックフライデー前夜を発端とする連…
ネタバレ注意 ディズニー・ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』を観た。 ライリーに思春期到来、新たな感情芽生える 本作は2015年に公開された『インサイド・ヘッド』の9年ぶりの続編。前作は「ヨロコビだけでなく時にはカナシミみたいに一緒に泣いて寄り…
MCU最新作『デッドプール&ウルヴァリン』を観た。 ついにウルヴァリンと共演、MCUに参入も… これまで『デッドプール』シリーズは20世紀フォックスのマーベルコミック映画だったが、ディズニーに買収されて子会社化したことで、MCUの最新作として公開された3…
7月25日より独占配信Netflixシリーズ『#地面師たち』不動産売買をエサに巨額の金を騙し取る詐欺師集団<地面師>による前代未聞の事件を描く。◆監督 #大根仁 <地面師>◆W主演 #綾野剛 #豊川悦司◆#北村一輝◆#小池栄子◆#ピエール瀧@PierreTaki @hitoshione pi…
『ドラクエ3 HD-2Dリメイク』で選択出来る勇者のビジュアルが「男女」ではなく「ルックスA」「ルックスB」表記であることが一部で物議になっている。 近年のキャラメイクが出来るタイプのゲームはこれまで透明化されてきた「トラスジェンダー(生まれた時に割…
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』のNetflixでの配信が韓国で始まったようなので、SNSと日本語翻訳機能を駆使して韓国の『고질라 마이너스 원』への反応を調べてみた。以下の文章は個人的に受けた印象の話なので、ちゃんと知りたい人は自分で韓国語のタイトルで検索…
日本を舞台にしたゲーム『アサシン クリード シャドウズ』のダブル主人公の一人が日本人侍ではなく黒人の弥助であることが日本だけでなく海外でも物議を醸している。 これに対して一部からは「アサクリもポリコレ(ポリティカル・コレクトネス=政治的正しさ)…
賛否両論を巻き起こしたドラマ『不適切にもほどがある!』(以下『ふてほど』)の脚本家・宮藤官九郎の新作ドラマ『新宿野戦病院』が放送前から炎上気味だ。 クドカン、『ふてほど』は「溜飲を下げる」 【ギャラクシー賞】「不適切にもほどがある!」磯山晶P…
HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』2024年11月14日(木)発売決定さらに、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』も2025年に発売予定‼️ここから始まる、#ロト三部作 の物語をお楽しみに#DQ3 #DQ1and2 — ドラゴンクエスト宣伝担当 (@DQ_PR) 2024年6月18日…
日本テレビ及び小学館の『セクシー田中さん』問題の調査報告書が公表された。 原作者の「ドラマ化アレンジ」へのスタンス 芦原氏は、監修者として漫画とドラマは媒体が違うので、ドラマ用に上手にアレンジするのがベストであることは理解している。全てお任…
youtu.be 2024年の「ドラクエの日」、堀井雄二さんが3年前の同日に発表した『ドラクエ12』に言及した。 『ドラクエ12』発表から3年、開発中止説も www.youtube.com 『ドラクエ12』は2021年の「ドラクエの日」に開発が正式発表。「コマンドバトルを一新するこ…
今年のゴールデンウィーク興行の振り返り。 コナン映画最新作、 下馬評覆し歴代最高へ 今年のゴールデンウィーク最大のヒットは シリーズ累計観客動員数が1億人を突破した『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』で公式目標の「1億ドル(円安なので150億円超え)」…
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』の橋爪功さんの話。 本作では銀座襲撃中のゴジラが国会に向けて熱線を放つ直前の尻尾から青く光る背鰭が飛び出してくる緊張感溢れるシーンで、ワンカットだけでその光景を絶望的な表情で見上げる橋爪功さんが映り込む。これに対して…
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』のラストの敬礼についての話。 山崎貴監督、敬礼の意味は「神を鎮めたから」 本作は公開当時からラストの敬礼シーンについて「あれは誰に対して何のつもりでやってたの?」と話題になっていた。これは山崎貴監督が撮影後に書き下ろ…
Netflix映画『シティーハンター』キーアート&追加キャストを公開!◆警視庁捜査一課係長・伊東昭孝役 #杉本哲太◆有名コスメブランド社長・瀬田月乃役 #水崎綾女◆瀬田社長の秘書・今野國雄役 #迫田孝也原作者 #北条司 先生のコメントも到着(続)#映画シティー…
『ゴジラ×コング 新たなる帝国』を観た。 本作は日本が『シン・ゴジラ』『ゴジラ−1.0』とシリアス方向のゴジラ映画が続いている一方で「ハリウッドは莫大な予算を注ぎ込んだVFXを駆使して東宝チャンピョンまつり時代の怪獣プロレスをやろうとしている!」と…
アマプラで配信が開始される山崎貴監督『ゴジラ−1.0』の主人公・敷島は大戸島で呉爾羅を撃つべきだったのか、否かの話。前半は公開当時の個人的な感想、後半は小説版や山崎貴監督のSNSやインタビュー内容を踏まえた内容。 ストーリー的には「撃つべき」に見…
幕末オープンワールド・アクションRPG『Rise of the Ronin(ライズオブローニン)』の各選択肢の割合(記事投稿現在)をもとにしたネタバレ雑感。 権蔵は救っても井伊直弼殺害は7割超え 本作ではプレイヤーは様々な場面で選択を迫られ、その選択によって物語が微…
『FF16』DLC第2弾『The Rising Tide《海の慟哭》』をプレイした。 自由度の低さや不便さを再認識 まず自分が最近プレイしていたゲームが『FF7リバース』『Rise of the Ronin』とオープンワールドだったこともあり、久しぶりに再開した当初は「ここまで一本道…
幕末を舞台にしたオープンワールドゲーム『Rise of the Ronin』をプレイした。 メタスコアイマイチも大絶賛の幕末ゲーム 本作は今年の3月に発売されたゲームだが、メタスコアがイマイチだったことから懐疑的な空気が生まれてしまった作品。ただ発売から直ぐ…
ネタバレ注意 『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』を観た。 キッド、コナン初登場回から「似てる」強調 本作ではラストで「優作と盗一は生き別れの双子の兄弟でコナンとキッドは従兄弟関係だったから顔と声がそっくりだった」という事実が明かされる。「双子…
ネタバレ注意 『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』を観た。 近年はキャラ推し路線のコナン映画 『劇場版名探偵コナン』シリーズは『業火の向日葵』辺りから「キャラ推し」の方向が強くなり、『ゼロの執行人』の大ヒットによりその方向性は加速。ただシリーズ…
2024年度春休み映画の興行収入への雑感。 『変な家』大ヒットも不穏な空気 この春最大のヒットはウェブライターの雨穴氏によるウェブメディア記事、YouTube動画、その動画と連動した不動産ミステリー小説を原作とした実写映画『変な家』で最終興行は40億円超…
1〜2月の映画興行収入の雑感。 ファンダムアニメ映画の大ヒットが連発! 年明け最大のヒットとなっているのは『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』でオープニング興行は3日間で22.3億円、8週末の累計興行収入が92.67億円と最終興行100億円突破が目前の大…
監督 #ヨン・サンホNetflixシリーズ『寄生獣 ーザ・グレイー』4月5日より独占配信開始。人間に"擬態"して生きる寄生生物。もしそれが韓国に襲来していたら…… pic.twitter.com/PpBH3LxZgY — Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) 2024年3月20日 ネ…
『FF7リバース』の終盤ではエアリスが「夢の世界」と称する謎の空間でクラウドとのデートが描かれる。 全然上手くいかないエアリスとクラウドのデート ※エアリスとクラウドの散々なデート しかしそこでのデートは全然上手くいかない。エアリスはクラウドに装…
ネタバレ注意 新海誠監督は『すずめの戸締まり』の入場特典『新海誠本』で「災害に限らずとも、大切な人を失ったことを乗り越えて、受け入れていくにはある種の段階がある」「(『喪の作業』に当てはめると)僕にとって『君の名は。』は最初のステップで、それ…
ネタバレ注意 『FF7リバース』の好感度を一定以上上げた際に見れるゴンドラでのデートイベントではティファとエアリスの演出に明確な違いがある。 カップル厨の存在 『FF7』には「カップル厨」という「クラウドとティファに付き合って欲しい」派と「クラウド…
ネタバレ注意 『FF7リバース』が発売されてから1ヶ月以上が経った。トロフィー取得率によるとストーリーを全クリしたプレイヤーも20%を超え、本作最大の注目だったエアリスの運命に対しても様々な意見が出ているようだ。 運命の番人倒し、エアリスは「未来は…
ネタバレ感想 アマプラで『アメリカン・フィクション』を観た。 求められてるのは免罪符? 多様性の面で特筆すべきは「オッペンハイマー」を抑えて「アメリカン・フィクション」が脚色賞を獲得したことだ。主人公はスノッブな黒人作家。貧困層の黒人の若者が…