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マンガ

『東京タラレバ娘』『いだてん』『天気の子』『アルキメデスの大戦』『カイジ』『MIU404』『コナン』『こち亀』etc、「東京2020オリンピック」連想作品

新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックにより開催事態の是非が問われた「東京オリンピック2020」もついに終幕を迎える。今回は「東京オリンピック2020」関連の作品をネタバレ全開で紹介したい。 東京タラレバ娘 オリンピックの東京開催が決まった201…

テレビドラマ版では青学進学、桜木の「東大一本勝負」に反した『ドラゴン桜2』早瀬菜緒の出願

最終回視聴率20.4%を記録した阿部寛主演・日曜劇場『ドラゴン桜』は南沙良演じる早瀬菜緒が東大に不合格も現役で青学に進学することも話題になった。 原作・ドラマ共に熱しやすく冷めやすい早瀬菜緒 日曜劇場『#ドラゴン桜』"東大専科"生徒 SP動画公開‼️1…

東大合格請負漫画『ドラゴン桜2』完結、水野の「頑張って」と桜木が早瀬と天野に伝えた「一番大切なこと」

三田紀房先生の『ドラゴン桜2』が完結した。 龍山高校に桜木と水野が帰ってきた! 『ドラゴン桜』は三田紀房先生が2003年から2007年まで講談社の『モーニング』で連載して、テレビドラマ化もされた大ヒット漫画。物語は経営破綻寸前の底辺高校を清算しようと…

【和月伸宏】『るろうに剣心 最終章 The Final』原作『人誅編』の人気がイマイチな理由と再評価の声

2021年4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Final』が公開された。今回は本作の原作である『人誅編』人気がイマイチな理由と擁護意見・再評価の声について記す。 原作人気がイマイチの『人誅編』の実写映画化 実写映画版『るろうに剣心』シリーズは2013…

最後のコマではなかった「お前は自由だ…」、『進撃の巨人』最終回で再認識した作品全体の印象を決める「最後のコマ」

ネタバレ注意 諫山創先生の『進撃の巨人』が完結した。 【ネタバレ】『進撃の巨人』最終回の個人的な疑問へのセルフアンサー→エレンが×を×に向かわせた理由→山小屋での会話→「お前は自由だ…」と最後のコマ→始祖ユミルとミカサ→マフラーと鳥とエレン - 溺れる…

「エレンが巨人を母親に向かわせた理由」「ミカサとの山小屋での会話」「マフラーを巻いた鳥」、『進撃の巨人』最終回ネタバレ感想

ネタバレ注意 諫山創先生の『進撃の巨人』が完結した。今回は最終回で疑問に思ったところをネタバレ全開でセルフアンサーしていくという悲しい記事。ここに書いてある見解はあくまでも最終回発売当時のものであり、明日は全く別の見解を持っている可能性を初…

大河ドラマ『新選組!』の便乗に始まり、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の便乗に終わる『銀魂 THE FINAL』

2021年1月8日に公開された『銀魂 THE FINAL』が動員ランキング12週連続1位を記録していた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を破り、週末動員ランキング初登場1位スタートを切った。最終興行収入は18億円を超えてシリーズ最高記録を更新している。 最終回まで…

『鬼滅の刃』最終23巻の発売タイミングと新聞広告

『鬼滅の刃』最終23巻が2020年12月4日に発売された。初版は395万部でコミックス累計発行部数は1億2000万部を突破したという。 本作の『週刊少年ジャンプ』での完結は同年の5月だった。当時は本誌完結からコミックス最終巻発売までの期間を開けすぎだと感じた…

『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』完結、「読者に問いかけるラスト」と「問いにコメント欄で答える読者」

講談社の『マガポケ』で連載されていた『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』が完結した。 pocket.shonenmagazine.com 本作のあらすじは以下の通り。 かつて、僕は悪魔だった。半年間の失踪を経て、記憶の全てを失ってしまった高校生、斎藤悠介。記憶喪失なりに平穏…

『アクタージュ act-age』原作者逮捕を受けて連載終了へ/今年6月には舞台化発表、容疑者は「誰かの人生の転機に」

『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『アクタージュ』の連載終了が発表された。 『アクタージュ act-age』連載終了に関するお知らせhttps://t.co/hCsKndrH2r pic.twitter.com/qZeSFhCUGy — 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) 2020年8月10日 最終回は8月11日発…

【強制わいせつ容疑】『アクタージュ』原作者、女子中学生の胸を触った疑いで逮捕/島袋光年・和月伸宏との違い

【追記】連載終了報道を受けて一部加筆あり 『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画『アクタージュ』の原作者・マツキタツヤこと松木達哉容疑者が強制わいせつ容疑で警視庁に逮捕された。 『アクタージュ』原作者 わいせつ容疑で逮捕|NHK→ 路上で歩いてい…

舞台化決定の『アクタージュ』、実写化における「天才女優の演技を表現する」というハードル

『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画『アクタージュ』の舞台化が決定した。 「アクタージュ」2022年に舞台化!夜凪景役はリモートオーディションで一般公募→ グランプリ獲得者は、本舞台の夜凪景役としてデビューを飾るほか、ホリプロインターナショナル…

『鬼滅の刃』最終回ネタバレ感想/第205話の舞台が「大正時代」ではなく「現代」だった理由

『鬼滅の刃』最終回のネタバレ 『鬼滅の刃』が完結した。鬼たちの祖である鬼舞辻無惨を倒すために、多くの犠牲を払いながら総力戦で立ち向かっていく主人公たちの姿に胸を熱くしながら読ませて貰った。近年のバトル漫画はダラダラと長くなりがちな傾向にある…

累計発行部数8000万部突破、初版300万部達成の大ヒット漫画『鬼滅の刃』が完結 ヒットの理由は!?

累計発行部数6000万部、初版280万部突破の大ヒットコミックス『鬼滅の刃』が完結した。 初版は『ドラゴンボール』『スラムダンク』超え 昔のジャンプは「人気漫画は人気がなくなるまで引き伸ばすだけ引き伸ばして、連載を終えることができない」というイメー…

レゼがデンジに渡せなかった「一輪の花」/『チェンソーマン』

『チェンソーマン』6巻までのネタバレ 『チェンソーマン』6巻を読んだ。本巻では前巻から展開されていた「レゼ編」が完結した。 ※レゼがデンジに「逃げる」ことを提案する「前半パート」 ※デンジがレゼに「逃げる」ことを提案する「後半パート」 「レゼ編」…

メディアミックスされた原作漫画の売り上げを伸ばすための新販売スタイル「最初の3巻を1巻分の値段でパック販売」

人気漫画がテレビアニメ化や実写映画化、テレビドラマ化する最大の理由は「原作漫画の宣伝」だ。作品が映画化等されるときに莫大なお金が入ってくると思っている人も多いようだが、実際はそうではない。数年前に興行収入59.8億円の大ヒット作品となった『テ…

「セックス」より大事な「どちらかが死ぬまで続く夫婦の営み」/テレビドラマ化も話題の漫画『美食探偵 明智五郎』

東村アキコ先生の『美食探偵明智五郎』の第1巻がテレビドラマ化を記念して無料公開されていたので読んでみた。本作の内容をザックリ説明するなら、美食屋の探偵が事件の謎を解き明かしていくストーリー。ただ1話目の展開は「予備知識なし」で読むと結構衝撃…

酒場で愚痴った「失恋トーク」でラジオデビュー!?テレビアニメも放送開始した漫画『波よ聞いてくれ』を紹介!

人気漫画をテレビアニメ化した『波よ聞いてくれ』の第1話が先日放送された。本作は『無限の住人』の沙村広明先生が2014年より『月刊アフタヌーン』で連載を開始した作品。人によっては「このセリフ回し、イカしてるでしょ?」みたいなノリが鼻につくと感じる…

『魔人探偵脳噛ネウロ』で得た教訓 原作と映画「同時完結」で避けた『暗殺教室』ジャンプ掲載順での低迷

2020年3月30日、フジテレビで『暗殺教室 卒業編』が地上波初放送される。本作は公開当時、原作と「同時完結」したことも話題となった。 明暗分かれたメディアミックス 当ブログでは過去に松井優征先生は前作『魔人探偵脳噛ネウロ』のテレビアニメ化失敗を糧…

【ステマ】非公式装った『ONE PIECE』アートプロジェクト「BUSTERCALL」/「世界一の漫画にしては…」発言の主語

BUSTERCALL 国内外約200人のアーティストが『ONE PIECE』から着想を得たイラストや造形物などを発表する、非公式アートプロジェクト「BUSTERCALL」はジャンプ編集部主導の公式企画だったことが明らかになった。『ステマ疑惑で炎上の『ワンピース』非公式アー…

夢のないフリーター女子が「幸せな人生のループ」求めて婚活開始 東村アキコ『東京タラレバ娘 シーズン2』感想

吉高由里子主演でテレビドラマ化もされた累計発行部数500万部を超える東村アキコのヒット作品『東京タラレバ娘』の「シーズン2」が始まった。前作の主人公は「6年後の東京オリンピックで40歳になる33歳」「結婚願望は強くて焦ってるけど、女友達と居酒屋で『…

『100日後に死ぬワニ』の輪っかと羽をつけた「追悼ショップ」のイラストへの雑感

<注意>『100日後に死ぬワニ』が好きな人は不快な気持ちになると思うので、読まない方がいいです 『100日後に死ぬワニ』の「追悼ショップ」のイラストはどういう気持ちで見ればいいのだろうか… 『ドラゴンボール』よろしく、頭には輪っか、背中には羽、死後の…

死後、怒涛の商業展開に賛否も… 『100日後に死ぬワニ』をヒットに導いた「SNS利用者」と「ネット漫画」の特徴

※原作者が「最初から仕組まれたプロジェクトではない」と否定したので、一部赤文字で加筆しました。 『100日後に死ぬワニ』の100日目が更新されてから、怒涛の商品展開が始まった。その関連企業には電通のグループ企業があったことから、「本作は電通案件だ…

『100日後に死ぬワニ』が電通案件だと話題になった途端に「冷めた」とか「萎えた」とかいう人が多い理由

※原作者が「最初から仕組まれたプロジェクトではない」と否定したので、一部赤文字で加筆しました。 ネット上では「『100日後に死ぬワニ』は電通案件だった」と話題になっている。確かに「単行本化」はともかくとして、「いきものがかりとのコラボ動画公開」…

『100日後に死ぬワニ』、100日目更新 「ワニの死因」に様々な憶測飛び交う

<注意>『100日後に死ぬワニ』のネタバレ 『100日後に死ぬワニ』の100日目が更新された。 「100日後に死ぬワニ」100日目 pic.twitter.com/r0Idn9I7mR — きくちゆうき (@yuukikikuchi) 2020年3月20日 19時になっても中々更新されなかったので、「なるほど、ワ…

受験から逃げ、目的もなく入った農業高校で伝説へ/『銀の匙 Silver Spoon』最終15巻ネタバレ感想

荒川弘先生の『銀の匙』を全巻読破した。 休載続き、完結へ 『銀の匙』は『週刊少年サンデー』で2011年から連載された、北海道の農業高等学校を舞台とした学園漫画。小学館の漫画の中では最速となる第4巻で初版が100万部を突破して、累計発行部数は1500万部…

「親の経済力と考え方」がモノをいう小学生の世界/中学受験未経験者が読んだ『二月の勝者』の感想

中学受験をテーマにした漫画『二月の勝者』を読んだ。 「中学受験」に対する考え方の変化 まず初めに自分は公立中学校出身で中学受験の経験はない。そのため小学生の頃は某予備校の宣伝コピーである「シカクいアタマをマルくする。」を「シカクいアタマを更…

「連載初期は打ち切り寸前だった…」はデマだった!『鬼滅の刃』編集者「そんな危機はなかった」

「2019年コミックス売り上げ1位」「累計発行部数4000万部突破」「初版150万部達成」「『ONE PIECE』『進撃の巨人』に次ぐ史上3作目の週間売り上げ100万部達成」etc…昨年4月クールに放送されたテレビアニメを皮切りに、数々の偉業を成し遂げる『週刊少年ジャ…

『僕のヒーローアカデミア』/「丸太批判」と「ヒトラーと誕生日が同じ批判」が本質的に違う理由

『週刊少年ジャンプ』で連載中の『僕のヒーローアカデミア』のキャラクターの名前が「731部隊」が捕虜に「マルタ」と隠語をつけていた歴史を連想させるとして中国・韓国から批判を集めた問題。集英社は「疑惑のような意図はない」としながらも名前変更を発表…

「最終回がヒドイ!」と炎上した漫画『LIAR GAME』をドラマしか観てなかったニワカが全巻読破した感想

<注意>『ライアーゲーム』のネタバレ 『マンガBANG!』というアプリで『ライアーゲーム』が全巻無料配信されていたので、ドラマ版しか観たことがなかったニワカがメダルを集めて読んでみた感想。 『ライアーゲーム』とは!? 『ライアーゲーム』は甲斐谷忍先…