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2022-01-01から1年間の記事一覧

「トンデモ東京」から「トンデモ京都」へ「トンデモ新幹線」で移動するブラッド・ピット主演『ブレット・トレイン』ネタバレ感想

ブラッド・ピット主演『ブレット・トレイン』を観た。 伊坂幸太郎の小説をブラピ主演で実写映画化 「ブレット・トレイン」ブラピ×伊坂幸太郎 「この人生はついてる」https://t.co/xVuFzhIzoR ピット「映画は見た? OK?」(おびえるようなポーズ)伊坂「すご…

【『鎌倉殿の13人』第33回『修善寺』】父・頼朝と比較され、叔父・全成に呪詛され、妻・子を殺された「頼家の生涯」と「善児の最期」

『鎌倉殿の13人』第33回『修善寺』で二代目鎌倉殿・源頼家と暗殺者・善児が死亡した。 父と比べられた二代目鎌倉殿・頼家 /#吾妻鏡 建久10年(1199)4月12日条\幕府に寄せられるさまざまな訴訟については、北条時政、北条義時、大江広元、三善康信、中原親能…

『容疑者Xの献身』『真夏の方程式』『沈黙のパレード』、福山雅治『ガリレオ』シリーズ「ドラマ視聴率」&「映画興行収入」レポート

福山雅治主演『ガリレオ』シリーズを「ドラマ視聴率」と「映画興行収入」を軸に振り返り。 ドラマ第1シーズンと『容疑者Xの献身』 本シリーズは東野圭吾の推理小説が原作の映像作品。シリーズのスタートはフジテレビ系列「月9ドラマ」枠で2007年10〜12月クー…

尾田栄一郎総合プロデューサー『ONE PIECE FILM RED』の「ウタ」と細田守監督『竜とそばかすの姫』の「すず(ベル)」の決定的な違い

ネタバレ注意 大ヒット公開中の『ONE PIECE FILM RED』は昨年夏に公開された細田守監督『竜とそばかすの姫』に似ている。 ウタとすずの共通点 まず『ONE PIECE FILM RED』のウタも『竜とそばかすの姫』のすずも自分が親に捨てられたと思って心に深い傷を負っ…

【スタジオジブリ】宮崎駿監督『となりのトトロ』でメイだけでなく小学6年生のサツキにもトトロが見えた理由

『金曜ロードショー』の定番である宮崎駿監督の『となりのトトロ』のトトロは子供にしか見えない設定らしい。初めて本作を観た時はメイが父親とサツキにトトロを見せようとするも失敗したのは父親という「大人」がいたからだと認識した。だからその後父親が…

原作とは異なるスタジオジブリ『耳をすませば』の『カントリーロード』と「月島雫が小説を書き始める理由と書き終えた後」

スタジオジブリ作品『耳をすませば』の原作漫画を読んだ。 原作にはない『カントリーロード』 『耳をすませば』はスタジオジブリオリジナル作品の印象も強いが、実際は少女漫画をアニメ化した作品。原作漫画を読んでみると、アニメ版と大筋の物語ラインは同…

「安倍元首相銃撃事件」と「国葬」で再注目される「暗殺」された「ともだち」が生き返って「神」になる『20世紀少年』

「安倍元首相銃撃事件」の余波で堤幸彦監督によって実写映画化もされた浦沢直樹先生の人気漫画『20世紀少年』が再注目されている。 銃殺された「ともだち」は「神」になった これは安倍元首相を銃殺して逮捕された容疑者が犯行動機に宗教団体「旧統一教会」…

【仲間とは?】尾田栄一郎先生と相性最悪なメッセージを放つ細田守監督トラウマ映画『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』

ネタバレ注意 『ONE PIECE FILM RED』公開と『竜とそばかすの姫』のアマプラでの配信と地上波初放送で再注目されている細田守監督長編デビュー作品『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』を観た。 麦わらの一味が仲間割れ、ルフィが新しい仲間と… …

『ONE PIECE FILM RED』がシリーズ歴代最高かつ100億円突破のメガヒット!『Z』公開時から大きく変化したアニメ映画の興行収入

『ONE PIECE FILM RED』がシリーズ歴代最高興行収入を更新し、既に100億円突破も確実視される大ヒットとなっている。 原作者が製作総指揮、「零巻」配布で大ヒット 『ONE PIECE』の映画シリーズが興行的に覚醒したの2009年公開の『ONE PIECE FILM STRONG WOR…

実写映画版『耳をすませば』の天沢聖司の将来の夢が「チェロ奏者」で主題歌が『翼をください』であることから察する「大人の事情」

実写映画版『耳をすませば』が2022年10月14日(金)から公開される。 『耳をすませば』といえば『カントリーロード』 『耳をすませば』といえばスタジオジブリによってアニメ映画化された作品が有名だ。その中でも名シーンとされるのが中盤にある天沢聖司の奏…

NHK・朝ドラ『ちむどんどん』、暢子が「闇市料理」提供で和彦の母・重子に結婚を認めてもらえるもイマイチ納得度が低い理由

NHK・朝ドラ『ちむどんどん』では和彦の母親・重子が息子と暢子の結婚を認めない展開が続いていたが、ついに重子が両者の結婚を認めるに至った。ただ視聴者からの納得度はあまり高くないようだ。 嫌われ役として登場した母・重子に同情の声 良子は重子を説得…

『ONE PIECE FILM RED』オープニング興行収入22.5億円超えのメガヒットスタートの背景にある「音楽の力」と「原作『最終章』突入」

『ONE PIECE FILM RED』がメガヒットスタートを切った。 10年ぶりのシリーズ最高スタート! ◥◣大ヒット上映中◢◤/8/6(土)&8/7(日)の2日間で𝟏𝟓𝟕万人動員興行収入𝟐𝟐.𝟓億円 突破!\●2022年オープニング作品 週末土日2日間動員・興収No.1! ●#ONEPIECE 映画No.1…

鑑賞前と鑑賞後でウタの『新時代』への印象が大きく変わる尾田栄一郎総合プロデュース映画『ONE PIECE FILM RED』ネタバレ感想

ネタバレ注意 予告編でAdoが歌う『新時代』が印象的だったので『ONE PIECE FILM RED』を観た。 ウタのあまりにも辛すぎる設定 youtu.be 本作は『君の名は。』以降流行りの音楽に力を入れたミュージカル風映画。良い音響で大スクリーンの劇場で鑑賞すれば、そ…

『ジャンプ』と『サンデー』、出版社の垣根を越えた『ONE PIECE』尾田栄一郎先生と『名探偵コナン』青山剛昌先生の対談の感想

7.25 & 7.27#真実はいつもひとつなぎの大秘宝 #ONEPIECE #名探偵コナン pic.twitter.com/ErMzY9hKde— 江戸川コナン (@conan_file) 2022年7月20日 『ONE PIECE』の尾田栄一郎先生と『名探偵コナン』の青山剛昌先生の対談の感想。既に当該対談の雑誌の発売は終…

細田守監督作品『竜とそばかすの姫』で「48時間ルール」を誤認する人が少なくない理由と現実世界の問題

ネタバレ注意 細田守監督作品『竜とそばかすの姫』は後半の重要なシーンで少なくない観客が「48時間ルール」について誤認している可能性がある。 そもそも「48時間ルール」とは? 「48時間ルール」は以下の通り。 虐待通告受理後、原則48時間以内に児童相談…

映画興行収入レポート「2022年度上半期トップ10」/『劇場版 呪術廻戦0』『トップガン マーヴェリック』の2作品が100億円突破!

「全てを懸けて呪い合う映画」と「誇りをかけて飛ぶ映画」が100億円超えした「2022年度上半期映画興行収入ランキングトップ10」の雑感。尚、興行収入は現時点での見込みで確定値ではない。ちなみに吹替含めて長澤まさみ出演作品が3本ランクインしていて相変…

陰謀論肯定型SFディザスター映画『ムーンフォール』ネタバレ感想、ローランド・エメリッヒ監督の関心は「地球」ではなく「宇宙」か

ローランド・エメリッヒ監督最新作『ムーンフォール』を観た。 エメリッヒ最新作がまさかの配信スルー… 7月15日(金) 21:00のLIVE配信を予定していた『ムーンフォール』のドローンショーは、中止となりました。楽しみにお待ちいただいた皆様にはご迷惑をおか…

「地球の支配者は人類か恐竜か共存か」、『炎の王国』で課した問いを「イナゴ」で煙に巻く『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

ネタバレ注意 シリーズの壮大な終幕であるはずの『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』が日本でも公開されたが、SNSの反応を観てると「求めてたのとは違う…」と残念がる感想が多い印象を受ける。 youtu.be それもそのはず。多くの観客は前作『ジュラシ…

【巨大イナゴ】「同窓会」感はあれど「シリーズ完結編」感には乏しい『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』ネタバレ感想

ネタバレ注意 シリーズの壮大な終幕『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』を観た。 『炎の王国』で明かされたタイトルの意図 『ジュラシック・ワールド』シリーズの1作目は「ついにあのパークが本当にオープンしたんだ!」というワクワク感もあり、それ…

【興行収入】山崎貴監督最新作『ゴーストブック おばけずかん』が苦戦/子供がターゲットの「ジュブナイル映画」はヒットが難しい?

山崎貴監督最新作『ゴーストブック おばけずかん』が公開されたが、オープニング興行は3日間で8549万2500円と余程の奇跡が起きない限り最終興行10億円突破が難しい結果となった。 元編集長の映画便り on Twitter: "7/24までの累計数字です。 『劇場版仮面ラ…

「ガッキーをガッキーと認識していないくらいの小学生の心に残ればいいな」と思った山崎貴監督『ゴーストブック おばけずかん』感想

山崎貴監督最新作『ゴーストブック おばけずかん』を観た。 山崎貴監督、デビュー作品以来のジュブナイル映画 本作は小学校の図書室でいつも貸出中故に「大人が知らないベストセラー」というコピーのついている童話絵本『おばけずかん』シリーズを山崎貴監督…

【上映時間の大半が戦闘シーン】「羌瘣」と「夢」を軸にして「蛇甘平原編」を実写映画化、『キングダム2 遙かなる大地へ』感想

山崎賢人主演・佐藤信介監督作品『キングダム2 遙かなる大地へ』を観た。 推定製作費14億円以上、実写邦画の限界突破 『キングダム2』プロデューサー「 『普通の邦画5本分』だったパート1の製作費に対し、今回はさらに上乗せした『7本分ぐらい』」「パート1…

【ちむどんどん】母・優子が長男・賢秀に甘い理由は「亡き弟」/「恋愛編」ではなく「過去編」に話数割いて欲しかったの声も

NHK・朝の連続ドラマ小説『ちむどんどん』で母・優子の過去が明かされた。 ドラマ初期にあった戦争の匂い、SNSでも高評価 本作は前作『カムカムエヴリバディ』と打って変わって、とにかく評判が悪い。ただ思い返せば、放送初期はそんなことなかった。特に初…

【ちむどんどん】公式ホームページの和彦と愛の別れた理由に波紋もデスク・田良島さんの喝で「作り手側も分かっていた」と一安心

批判意見ばかりが目につくNHK・朝ドラ『ちむどんどん』だが、今朝放送された最新回では多くの視聴者をスカッとさせるシーンがあった。 【ちむどんどん】夢の実現のため「スカート」ではなく「ズボン」でパリに向かう愛は応援したいが、公式ホームページの登…

【ちむどんどん】夢の実現のため「ズボン」でパリに向かう愛は応援したいが、公式ホームページの登場人物紹介で和彦と別れた理由が…

NHK・朝ドラ『ちむどんどん』はとにかく評判が悪い。ここ数週に渡って展開した「恋愛編」も批判意見が目立つ。 「恋愛編」で暢子と和彦に批判集中 暢子は愛に自分の気持ちを打ち明けることに。「うち和彦くんのことが好き」「好きだけど、きれいさっぱりあき…

【興行収入】山崎賢人主演・佐藤信介監督の実写映画『キングダム2 遥かなる大地へ』が大ヒット、更なる続編公開の計画

山崎賢人主演・佐藤信介監督最新作『キングダム2 遙かなる大地へ』が公開され、大ヒットスタートとなった。 前作は興行収入57.3億円の大ヒット 本作は累計発行部数9000万部突破する原泰久の大ヒットコミックスを『GANTZ』『アイアムアヒーロー』の佐藤信介監…

【日本謹製、本格ミステリ×ホラー】初代・堂本剛版と2代目・松本潤版の間のテイスト、5代目・道枝駿佑版『金田一少年の事件簿』総評

5代目・道枝駿佑版ドラマ『金田一少年の事件簿』の総評。 「日本謹製」、本格ミステリ×ホラーで世界配信 /『#金田一少年の事件簿』#ティザー動画 解禁\金田一一(#道枝駿佑)七瀬美雪(#上白石萌歌)剣持警部(#沢村一樹)日本謹製本格ミステリー✖️ホラー…

歴代同様「洋館に閉じ込められる系」で最終回、道枝駿佑版ドラマ『金田一少年の事件簿 オペラ座館 ファントムの殺人』ネタバレ感想

道枝駿佑版ドラマ『金田一少年の事件簿 オペラ座館 ファントムの殺人』のネタバレ感想。 道枝版最終事件は『オペラ座館』 ■ ━━━━━━━━━━━━━ □ #金田一少年の事件簿 原作表紙を再現してみた第7弾□ ━━━━━━━━━━━━━ ■File07 #オペラ座館ファントムの殺人怪人ファ…

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』は「1人の身勝手な行動によって起きた事件なのか」、そして「×が最後に笑った理由」

ネタバレ注意 ピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』があまりにも「虚無」だったので、興味はあるけどドラマが未見故にスルー予定だった西谷弘監督最新作『バスカヴィル家の犬』を観た。同監督作品らしく「ラム肉」や「トマトジュースのような赤い飲み物」の…

【虚無】ディズニー・ピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』ネタバレ感想、この映画は1995年に子供のアンディが観た映画なのか?

ネタバレ注意 ディズニー・ピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』を観た。 You've got a friend, we have the seats. Get this exclusive art at The Andy Experience early access screenings today! Tickets are now available: https://t.co/MAxL09V0iG …