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2023-01-01から1年間の記事一覧

「完璧」ではなく「不完全な寄せ集め」、ジェームズ・ガン監督・MCU『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』ネタバレ感想

ジェームズ・ガン監督のMCU最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』を観た。 興行不振とスキャンダルのMCU 本編の感想の前に近頃のMCUの動向への所感。前作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の時も書いたが、フェーズ3完結以降のMCUは…

「アクションシーンでの思い出とのリンク」と「知らないバックボーン」、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ネタバレ感想

『ミニオンズ』などのイルミネーションスタジオが世界で最も売れたゲームシリーズとしてギネス認定されている任天堂の人気ゲームを3DCGアニメ映画化した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を観た。 マリオ、映画への課題 映画「スーパーマリオ」、“…

奈緒主演ドラマ『あなたがしてくれなくても』の「陽一がみちへプレゼントした花」と「冷えた料理を温め直そうすると誠」の意味

フジテレビの木曜22時枠で放送中のドラマ『あなたがしてくれなくても』が面白い。 「セックスレス」がテーマ、メイン演出は西谷弘 フジ『あなたがしてくれなくても』見逃し配信346万再生 『silent』に次ぎ木曜劇場歴代2位 →本作はセックスレスという話題にし…

庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』がライダー映画史上初の興行収入20億円突破も「入場者プレゼントの数」と「観客動員数」の差が…

『シン・仮面ライダー』が『仮面ライダー』の映画シリーズで初めて興行収入20億円を突破して、歴代最高のヒットになったという。 シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース最低興行 ただこの報告を受けてのSNSの反応は必ずしも芳しいものではなかった。その理…

【興行収入】『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『ドラゴンボール』『すずめの戸締まり』『スラムダンク』、海外で日本のアニメ映画がヒット

最近海外で「日本のアニメ映画が大ヒットしている!」的な話題をよく見る。 『すずめ』『スラダン』、中国・韓国で大ヒット 韓国でも「すずめの戸締まり」大ヒット 歴代邦画1位に スラムダンク超す - 産経ニュース→ 韓国での今年の映画の観客動員数は、1、…

製作陣「今年は興行収入100億円を超えます!」、『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』が歴代最高オープニングを記録した背景

『名探偵コナン 黒鉄の魚影』がメガヒットスタートを切った。 OP3日間で30億円超え、歴代最高スタート ◤シリーズ歴代No.1ヒットのロケットスタート 満足度、驚異の98%超え◢#黒鉄の魚影(サブマリン)の興行成績ですが、4/14(金)公開から3日間で...観客動員:…

【名探偵コナン 黒鉄の魚影】灰原哀「子供の言葉や行動で人生が変わることもある」「私は変われた、だから信じて」と「少年探偵団」

『名探偵コナン 黒鉄の魚影』では灰原哀が直美・アルジェントに「子供の言葉や行動で人生が変わることもある」「私は変われた、だから信じて」と説くシーンがある。 歩美ちゃんの「逃げたくない!!」で灰原は… youtu.be youtu.be 灰原哀にとって「子供の言…

『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』、「フサエブランド」と「宮野志保時代の灰原哀への人種差別に伴うイジメ」と原作の関係

ネタバレ注意 『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の「フサエブランド」と「宮野志保時代の灰原哀への人種差別に伴うイジメ」の掘り下げ。 灰原哀「私も米国で東洋系の顔でイヤガラセ」 『黒鉄の魚影』では「フサエブランド」と「宮野志保時代の灰原哀…

【老若認証システム】『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』ネタバレ感想、「ベルモットの行動理由」と「烏丸蓮耶とラムの関係性」

ネタバレ注意 『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』を観た。 「黒の組織」絡みの映画の欠点 #黒鉄の魚影 (サブマリン)┊︎◤ 公開前に総ざらい .* 𝟏𝟑 𝐊𝐄𝐘𝐖𝐎𝐑𝐃𝐒*゚◢┊︎ꜰɪʟᴇ.2 ▍パシフィック・ブイ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ pic.twitter.com/rweETEHe13— 劇場…

【ネタバレ感想】100%の灰原哀映画、公式が苦言を呈した『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の過激派・新蘭ファンへの見解

『名探偵コナン 黒鉄の魚影』のある展開に対して一部の過激なファンがブチギレて酷い状況だ、という情報をSNSで目にした。 以下ネタバレ 「名探偵コナン」を応援してくださっている皆様へ。 pic.twitter.com/VNtHcYLYgO— 劇場版名探偵コナン【公式】 (@conan…

【興行収入】ゲーム映画史上最大のヒット『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、批評家低評価は「ポリコレ」ではなく…

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の公開がアメリカなどで始まった。 公開5日間でゲーム映画史上最大のヒット 本作はアメリカでは先週水曜日に公開され、週末だけで1.46億ドル、公開初日からのオープニング5日間では2.04億ドルを稼ぐ大ヒットスタ…

『映画ドラえもん』『シン・仮面ライダー』『わたしの幸せな結婚』『エブエブ』、春休み映画興行収入レポート2023

春休み映画興行の振り返り。 『映画ドラえもん』、前作を大きく上回る 春休み恒例の国民的テレビアニメの劇場版シリーズ最新作『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』が昨年公開『のび太の宇宙小戦争2021』の26.9億円を大きく上回る大ヒットを記録。最終興行…

【広瀬すず×櫻井翔】事件の黒幕とアンナが賭けた世界への希望の対比、夢が現実になる『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』ネタバレ感想

『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』を観た。 意外にもSFなテレビドラマの映画版 本作は2021年に日テレで放送されていたテレビドラマの劇場版。放送前は「『ラプラスの魔女』の広瀬すずと櫻井翔が共演」、放送中は「広瀬すずと同世代の人気女優・橋本環奈との共演…

不参加の庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』で評価が上昇した『進撃の巨人』『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の樋口真嗣監督

庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』の公開で『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』で初不参加の樋口真嗣監督の評価が上がっている。 『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』 思い返せば近年の樋口真嗣監督は作品の戦犯扱いされるケースも少なくなかった。例…

【興行収入】庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』週末動員ランキング初登場2位、『シン・ウルトラマン』の約半分のオープニング

庵野秀明監督最新作『シン・仮面ライダー』が公開された。 シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース第4弾 本作は『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』に続く庵野秀明監督主導の『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース…

『ラブ&ポップ』『式日』的なエモい画面で『キューティーハニー』、庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』ネタバレ感想

庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』を観た。 実写『シン』シリーズで初の「樋口監督関与なし」 本作は『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』に続く庵野秀明監督による『シン・〜』シリーズの『仮面ライダー』版。ただ『…

「マリオ様にかかれば女はイチコロ」、アニメ公開に便乗して駄作感漂う実写映画版『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』を観た感想

ネタバレ注意 イルミネーションスタジオによる『スーパーマリオ』の3DCGアニメ映画が公開されるタイミングで、1993年公開の実写映画版『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』を観た。Wikipediaによると本作は製作費4800万ドルに対して興行収入は2091万ドル、日本…

【ネタバレ感想】本年度アカデミー賞大本命『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は『映画クレヨンしんちゃん』?

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を観た。 前評判に対して温度の低い賛否の割れ方 本作は「確定申告しに行った主婦がマルチバーチの自分をインストロールしてカンフーアクション!」という近年の流行にカンフーを足した如何にもなB級…

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』、昨年を大きく上回るOPで興行収入40億円超え確実視もコロナ禍前の全盛期には戻れず…

2023年3月3日(金)、『映画ドラえもん のび太の空の理想郷』が公開された。 右肩上がりの興行がコロナ禍で大幅ダウン 2016年 新・のび太の日本誕生 41.2億円 2017年 のび太の南極カチコチ大冒険 44.3億円 2018年 のび太の宝島 53.7億円 2019年 のび太の月面探…

「作り手の意図を超えた映像の真実と虚構と暴力性」、スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的映画『フェイブルマンズ』ネタバレ感想

スティーブン・スピルバーグ監督最新作『フェイブルマンズ』を観た。 スピルバーグ監督の「自伝的映画」 スピルバーグ監督『フェイブルマンズ』、「この作品に別れを告げるのは、これまでで一番辛かった」 - ぴあ映画→ 本作で描いているのは、比喩ではなく、…

【そのまま】「映画版ジャイアン」への変化球、古沢良太脚本『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』ネタバレ感想

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』を観た。 近年はかつてのファンが脚本を担当する傾向 『映画ドラえもん』シリーズは毎年春休みに公開される子ども向けの作品。ただ近年は映画プロデューサーの川村元気さんや直木賞作家の辻村美月さんに脚…

【興行収入】スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的映画『フェイブルマンズ』公開、2010年代はヒットメーカーの印象アリ?ナシ?

スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的映画『フェイブルマンズ』が公開される。スピルバーグ監督といえば「ヒットメーカー」という印象が強いが、俗に言うZ世代(95年以降生まれ、00年代生まれ、25歳以下など複数の定義アリ)はリアルタイムでスピルバーグ監…

【冬シーズン映画興行収入レポート2023】『鬼滅の刃』『タイタニック』が異例のヒット、『レジェバタ』『アントマン』はイマイチ

1・2月の映画興行収入に対する雑感 『鬼滅の刃』、テレビアニメそのままでも大ヒット 1・2月公開作品で最大のヒットとなったのが『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』。『鬼滅の刃』といえば2020年に『無限列車編』が「物語の途中から始まって物語…

バカリズム脚本・安藤サクラ主演ドラマ『ブラッシュアップライフ』の考察で「服の色」と初回冒頭の「4羽の鳩」が注目される理由

バカリズム脚本『ブラッシュアップライフ』の考察で「服の色」と「鳩」に注目が集まっている。 服の色 #ブラッシュアップライフ 第8話ご視聴ありがとうございました‍♀️/あーちん、なっち、みーぽんがまりりんの誕生日をお祝いしたシーン仲良し自撮りオフシ…

【再上映】『タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』が20代女性を中心に満席続出、2年前の『金ロー』放送でも話題

『タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』が満席続出、異例のヒットとなっている。 満席続出、2週目末は動員・興行共に初週の倍 『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』はオープニング3日間で動員7万2351人&興収1億…

【MCUフェーズ5】どのマルチバースのスコットにもあった共通の想い、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ネタバレ感想

ネタバレ注意 MCUフェーズ5の1作目『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を観た。 「MCU疲れ」囁かれる中でのフェーズ5開幕 MCUは『アベンジャーズ:エンドゲーム』でサノスという巨大な敵を倒し、アイアンマンとキャプテンアメリカがシリーズから引退し、そ…

【嫌い】「恋愛」「枕営業」「不倫」、『【推しの子】』重曹ちゃんこと「有馬かな」が『スキャンダル編』でヘイトを集めた理由

赤坂アカ原作、横槍メンゴ作画『【推しの子】』の『スキャンダル編』が完結した。この章では重曹ちゃんこと有馬かなが読者からのヘイトを多く集めてしまった。 『スキャンダル編』直前の重曹ちゃんは「B小町」でのアイドル活動に悩んでいた。それもそのはず…

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』から見る日本のMCUの宣伝の変化

日本ではMCUの宣伝の仕方に多くの不満がみられる。ただ近年は改善方向にあるような気がする。 タイトルとサブタイトルの大きさが本国基準へ 例えばポスターのデザイン。有名なのは2015年公開『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』のアインマンを中心…

【バカリズム脚本『ブラッシュアップライフ』考察】人生4周目で親友との間に距離、水川あさみの正体は「成績優秀で生徒会長の真里」か

バカリズム脚本『ブラッシュアップライフ』で安藤サクラ演じる主人公・麻美の人生は4周目に突入した。 人生4周目、親友とは距離が…. youtu.be 本作は33歳の若さで亡くなった麻美が来世も人間に生まれ変わるために、今世で人生をやり直して徳を積む物語。3周…

時代に淘汰された彼ら彼女らと新時代の映画の繋がりを描くラストシーン、デイミアン・チャゼル監督『バビロン』ネタバレ感想

ネタバレ注意 『セッション』『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』を観た。 全米では興行・批評共に大コケ、本編は後半で失速 前作『ファースト・マン』はキャリア初の他人の脚本作品故か監督の独自色は薄まっていた印象を受けた…